こんな風景が日常で見られる北海道!

北海道に長く住んでいるとついつい忘れがちですが、
ふとした日常の景色がとてもいい所だったりします。
当たり前になってしまうのは本当にもったいないですよ~!

お休みの日にずっと前から気になっていたところに行ってみました。

”河口探検!”

人名ではないです(笑)普段見慣れている川があります。
この川はどこから来てどこへ行くのだろうと思うのです。
この川はどこから来たは源流。
源流は山奥の奥でしょうからそうそう行くことはできません。

この川はどこへ行くの場所は河口。

河口はドライブがてら行くことができるし海にも行ける!
そんなこんなで行ってきました。石狩川河口!
教科書にも出てくる日本有数の一級河川ですよ


映画のロケ地にもなったという灯台。灯台は岬の先端のイメージですが
この灯台は先端にないんです。なんでも明治の頃完成したときはここら辺りが
河口だったらしいんですが、川の運ぶ砂で砂嘴(さし)が1キロ近く伸びたそうで。


だからこんな形しているんだな。さらに季節や気候でこの砂嘴の形も
刻々と変わるそうなんです。すごいなあ‼そんな大きな川も
源流の大雪山の時は一滴一滴のしずくからここまで沢山の水をたたえて
流れて来る・・・もうそれだけで旅気分アップなのです。

またまたそして足元にある砂を見れば、この砂粒は元々大きな岩で
いつ頃から石になり砂になり流れて来たんだろうかなんておもいながら
ゆったり散歩のスタートです。


木道を歩き、周りを眺めているとついさっきまで車で走っていたことが
不思議に感じる風景です。100年前も200年前もこういう風景だったのでしょう
北海道に住んでいてよかったと思う瞬間!


小雨交じりでしたが気持ちのいい風でとてもリラックスできました。
10分ほど歩いていると水の音が聞こえてきます。風の吹く音に負けず
しっかりはっきり聞こえて来るんです。チャプチャプでも
ジャブジャブでもない何ともいえない静かだけど太い音。


久しぶりに畏怖の感覚とでもいうのでしょうか?ものすごく
大きなものと対面している感覚でした。雨降りの後で水量が
増えているのもあったからなんでしょうね。